ティンダーは出会い系アプリの中では最も有名なものの一つです。
池田エライザ主演のドラマ(暇な女子大生)で一気に知名度が上がったこともあり、興味を持っている方も多いアプリです。
ただ、ティンダーはきちんと全体を理解して使わないと、
- 全く成果が出せない
- 危険な目に会う
などのリスクがあります。
この記事ではさまざまなマッチングアプリ を実際に利用た筆者が、ティンダーのメリット・デメリットを徹底的に解説します。
興味がある方は、この記事できちんと悪い面・リスクまで頭に入れた上で、使うかどうか判断してくださいね。
目次
ティンダーの評判と特徴
まずは基本情報として、ティンダーの特徴や、登録会員の年齢層、利用目的について解説していきましょう。
運営会社の特徴
「Tinder(ティンダー)」は米国で大人気のマッチングアプリです。
Facebookによる登録とGPSによる位置情報を連携させています。
日本でも多くの人が利用しているサービスの1つです。
運営会社はアメリカの大手IACグループ傘下のデラウェア州にある合同会社MatchGroup, LLCです。
同社は過去にペアーズを買収しており、その他にも米最大級のマッチングサービスMatch.comを提供しているなど実績が確かな運営会社です。
【運営会社の概要】
会社名 | MatchGroup, LLC |
設立日 | 1995年8月 |
代表者名 | Joey Levin(CEO) |
連絡先(FAX) | +1-214-853-4309 |
所在地 | 8750 North Central Expressway, Suite 1400 Dallas, TX 75231, USA |
ホームページ | http://www.iac.com/ |
問い合わせ方法がwebフォームとFAXのみとなっているので迅速な対応ができるのかが不安点として残ります。
しかし運営母体はかなりしっかりしているといえます。
登録者の特徴とデータ
では次に女性登録会員の年齢や目的、特徴などをチェックしてみましょう。
【女性会員の年齢層】
出典:https://www.wired.com/2015/05/tinder-users-not-single/
上記のデータは全体的な男女に関するデータになり下記のことが見て取れます。
- 利用者比率は女性は38%、男性62%である
- 独身は54%、既婚者は30%が利用している
- 年齢別の割合は16~24歳は38%、25~34歳は45%、35~44歳は13%
このデータはティンダーの全利用者のものなので、日本の情報ではありません。
日本国内での具体的な会員数は公表されていませんが、サービスの規模から、おおよそ50~300万人であるといえます。
【女性会員の特徴】
実際に筆者が登録して女性会員を検索してみたところ、表示されるのは20代~30代前半が最も多いです。
次いで30代後半~となっており、他の主要なマッチングアプリとほぼ同じ年齢層にボリュームがあると捉えて頂いてよいでしょう。
ただ、プロフィールを閲覧しても恋人募集と行った方はほとんどいませんでしたので、やはり遊び目的で利用いている方が圧倒的に多いのが見受けられます。
ティンダーの良い口コミ・悪い口コミ
次にネット上でのティンダーの評判、口コミをチェックしてみましょう。
【良い口コミ】
良い口コミその①
女子大生です。Tinderで出会った同い年の大学生のことが気になっています。
もともと新しくセフレを探すためにTinderを始めた頃彼とマッチングし、2週間くらいやり取りを続け先日会いました。
下ネタのやり取りも結構していて、「早く会って抱きたい」などと言われていて当日もホテルに行く約束をしていました
(https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12176521552?__ysp=dGluZGVyIOOCu%2BODleODrA%3D%3D)
【悪い口コミ】
悪い口コミ①
Tinderというアプリで知り合ったシンガポールの女性と来週Hすることになりました。
(中略)
その結果、初期提示額の2万円でHする事になりました。
場所はホテルを指定されたのでそこで会う事になっています。
(https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14190864414?__ysp=dGluZGVy)
・悪い口コミ②
マルチ商法ってご存知ですか?
勧誘の典型的な誘われ方ですね。マルチの誘いの可能性が高いです。
そこまでの関係の人からの急な誘い←これだけで7割位勧誘を疑ってもいいですね。
(https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14177436169?__ysp=dGluZGVy)
【口コミまとめ】
Tinderに関する口コミや質問サイトでの回答を見ていてわかるのは、女性による「セックスをした後の関係」についての投稿が結構な数あるということです。
ちゃんと女性が使っていることがわかりますし、何より夜の関係に対するハードルの低さも理解することができます。
ただ一方で
- 売春目的での利用
- ネットワークビジネスの勧誘
- マルチ商法の誘い
というものもありました。
最近人気のペアーズ やOmiaiなどの真面目系のマッチングアプリに比べると、悪質な登録会員の数も多いのが現実です。
遊び目的の利用には良いかもしれませんが、ある程度リスク管理をする必要があるでしょう。
料金面の評価
では次に料金面について見ていきましょう。
【Tinderの利用料金】
Tinder Plus | Tinder Gold | |
1ヶ月 | 1,068円 | 1,700円 |
6ヶ月 | 3,870円 | 5,900円 |
12ヶ月 | 6.828円 | 9,300円 |
Plus会員は月980円(税別)でスワイプ(会員のプロフィール閲覧)が無制限になります。
費用に対して得られるメリットは非常に大きく、かなりコスパが良い課金内容といえます。
無料会員でも12時間でLIKE100回、メッセージもできるので十分に出会うことができます。
しかし、せっかく使うならPlus会員になる方がお得度が高いでしょう。
Plus会員になることで下記が追加されます。
【Plus会員の特典・機能】
- LIKE無制限
- アクティブユーザーを優先表示
- LIKEを推してくれた人にのみ表示
- 自分の年齢と距離を非表示にする
- スーパーライクが1日5回まで無料
- 位置情報を指定(操作)できる
- スワイプのやりなおしが可能
- 広告が表示されなくなる
- 1ヶ月で1回無料ブースト(優先表示)が使える
中でも、「優先表示」や「スワイプやりなおし機能」は非常に便利です。
また、Gold会員になると自分にLIKEをしてくれた会員がわかるので、あとはこちらからLIKEするだけですぐさまマッチングすることができます。
【他社との比較】
アプリの仕様が独特で類似のアプリがないのですが、主流のマッチングアプリは3,000円~4,000円ですので、かなり良心的な設定となっているといえます。
同じく遊び目的の利用者がほとんどである出会い系も月1,000円以内で収まることはないので、それと比較しても安く済むことがわかります。
安全性、危険度に対する特徴と評判
運営は米大手グループですので、コンプライアンスを遵守しなければいけない立場にあります。
なので不健全な運営はされておらず、そのためサクラの心配もありません。
ただし、悪い口コミでも紹介したように、売春目的で使っている外国人や業者も多いのがデメリットです。
加えて問い合わせがメールor FAXということもあり、迅速に対応できない点は他のアプリよりも劣ってしまいます。
会う前にまずは電話をしたり、日本人相手に限定するなど、利用側がちゃんと危機管理していく必要があります。
ユーザーが感じるティンダーの良い点・悪い点
次にティンダーの良い点と悪い点をご紹介していきます。
しっかりと理解した上で、使うかどうかを判断しましょう。
ティンダーの良い点
サクサクと進められるお手軽さ
基本的にマッチングアプリでは
- 自分の条件に会う相手を検索
- 気になる相手がいたら”いいね!”などでアプローチ
- マッチング後メッセージがスタート
このような流れですが、ティンダーはまずGPSで自分の位置を確定、その後指定した半径にいるお相手のプロフィールが次々と表示されます。
プロフィールを見ながらアリならLIKEを淡々していきます。
短時間でもかなり多くのプロフィールが閲覧可能でサクサクと効率よく進めることができます。
カジュアルな出会いを求めるユーザーが集まる
ティンダーは遊び相手を探すツールとして用いているユーザーが多いです。
そのため、遊び目的であれば非常にマッチングしやすくなっています。
プロフィールはそこまで作り込まなくてもOK
恋愛や結婚を意識したアプリと違い、男女ともに異性に対して内面や職業などの関心が低いです。
そのためプロフィールよりも写真の重要度が高いという特徴があります。
マッチするか否かの大部分は写真で決まるので、写真を全力で撮って写りのいいものを載せておけばあとはプロフィールは多少手抜きでも大丈夫です。
自己紹介文を数百文字書くのが面倒な方や手っ取り早く会いたい方にとっては非常にいい傾向であるといえます。
ティンダーの悪い点
興味本位で登録する人がいる
Tinderのアプリが日本でリリースされる際はかなり話題になり、本来の目的である出会いとは違い、好奇心で軽く登録してみようという感覚で使用する人が多くいました。
当時ほどではありませんが、気軽にはじめられるアプリですので現在でもそういった人は多少なりともいます。
仮にそういった人と当たった場合はチャットも適当で時間のムダになってしまう点がデメリットといえます。
放置の会員もいる
興味本位で登録した人達はどのようなアプリがわかったり、ある程度使うとそれ以降はアプリを放置するようになります。
そのためスワイプした人の中には全く活動していない人もいるため、プロフィールを見たりした時間などがムダになってしまいます。
また、たくさんスワイプしたのにマッチングしないという状況を生み出し、ユーザーの体験を悪くしてしまいます。
プロフィールを読まれることがあまりない(写真重視である)
ティンダーは次々と相手の写真が表示されて、Likeするかしないかをスワイプで決めていく仕様であるという点、そして遊び相手を探す場という2つの要素があります。
プロフィールを見るには表示された写真をタップする必要があるのですが、ティンダーのユーザーは写真だけみてサクサク相手を探すことがほとんどです。
なのでプロフィールを作り込んでも見られない可能性が非常に大きいです。
外人とだけ出会いたい人がいる
ティンダーで会員のプロフィールを見ていると英語のみや英語と日本語の記載がある人がいますが、その多くはティンダーで外国の方と出会いたい人達で、スワイプでLIKEを送ってもほとんど反応してくれることはないでしょう。
外国人好きの女性も多いため、日本人男性にとっては他社アプリよりも不利になる傾向があります。
成果を出すための攻略法
次に複数の出会い系アプリを利用しながら比較しており、ティンダーでも短期間で実績を出している筆者が、実際に使ってわかった「成果を出すための攻略法」を解説します。
ティンダーでマッチング&出会うための具体的攻略法
遊びと割り切ってアプリを使う
会員の特徴において説明したように遊びや暇つぶし目的で使う人がほとんどですので、純粋に恋活をしたいという人には全く向いていません。
「あわよくば彼女候補も」といった恋愛目的を入れて使うと、マッチング後はスムーズにことが運ぶことは無いといってもよいでしょう。
遊び目的でのみ使う心構えであれば利用している会員と共通のゴールになるので、より簡単に出会うことができます。
活動エリアを広げて検索してみる
ティンダーは女性が無料で全機能を使えますが、男性会員でしかも無料会員の場合はスワイプ制限があります。
また、都市圏では日本人だけでなく外国人を含めた利用者がかなりいるため、競争率がかなり高く、それに伴いマッチング率が低くなってしまうのが現状です。
そこで多少エリアを隣県にまで拡大してみることで、マッチングしないという状態から脱することができます。
付き合うのではなく割り切った関係として月数回会う程度でしたら交通費+ホテル代でデートなどにかかるコストはそこまでにはなりませんので選択肢に入れてみる価値はあります。
これはやっちゃダメ!ティンダーで失敗する人の特徴
彼女を作ろうとする
前述したようにティンダーは遊び相手を探す場ですので、他のマッチングアプリのように恋活をメインでいけるようには環境になっていません。
そのためせっかくマッチングしたのに、相手も恋人を探している前提で接するとチャットやメッセージ、LINEを面倒臭がってすぐにやりとりは終わってしまいます。
スワイプをするかいちいち悩む
ティンダーはこれまで説明してきたようにマッチング率が低く、数撃ちゃ当たる的な要素を含んでいます。
そのため1つの会員に対して、プロフィールを吟味したりするのは非効率的で、外見はそこそこのレベルであればLIKEをしてどんどんスワイプしていく方が遥かに出会える確率が上がります。
ティンダーはどんな人におすすめ?
Tinderの運絵会社から会員の特徴、攻略法についてお伝えしてきましたがいかがでしたでしょうか。
それでは今回の記事全体を踏まえてTinderがおすすめな人について紹介していきます。
【Tinder(ティンダー)がおすすめの人】
- 気軽でカジュアルな出会いを求めている
- 遊び目的を前提とした相手と出会いたい
- デートや遊びに多少のお金を使ってもよい
- 経済的に余裕がある
婚活・恋活メインでの利用者はほとんど、というより全くいませんので遊び相手を探すアプリという前提でおいたほうがよいです。
会員である女性の容姿やスペックが高いのは魅力的ですが、その分デート内容にお金を使わないとなかなか楽しい思いはできません。
また、悪い点でも挙げたような幽霊会員のような方たちがいるのでマッチング率は最初から期待せず、とにかく数で勝負しにいくような使い方をしていったほうがよいでしょう。
筆者もTinderを国内と海外(台湾)で使ったことがあります。
国内では外見やステータス重視の傾向があり、正直あまりマッチング率は高くないです。
むしろ海外の方が日本文化が好きな人とマッチングできて実際に飲みにいけた経験があります。
より真剣な出会いを求めるのであれば当サイトでも紹介しているPairs,Omiaなどを使ってみることをおすすめしますよ!
まじめに出会いたいなら別アプリにしよう!
記事を読んでいただければわかると思いますが、ティンダーは真剣な恋活や婚活に使うためのアプリではありません。
女性や真剣に恋活したい人はPairsやOmiaiといったアプリを使うことをおすすめします。
まずは自分の目的に合ったアプリを探しましょう。
下記の記事でそれぞれのサービスの特徴やメリットについて解説しているので、マッチングアプリ 選びの参考にして見てくださいね。
おすすめ記事①裏事情もデメリットも徹底公開!ペアーズ のリアル評判と出会うための攻略法 |